先日、「21世紀の働き方・学び方・生き方」コミュの深堀読書会にお邪魔しました。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=46629240&comment_count=21&comm_id=4029168
テーマは「メモの取り方」。教本は美崎栄一郎さんの『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』。
個人的には「文房具・ガジェットオタク」なので、アナログ/デジタルを交え、いろいろとアイテムを持っていって紹介させていただきました。
片や某Mさんのメモの取り方は、自分としてはかなり衝撃的でした。
Mさんは基本的に「手帳」は持っていないそうです。
「スケジュール管理やタスク管理はどうやっているんですか?」と伺ったところ、「やってません。頭の中で覚えていられる程度の量なので」との回答。
でもその代わりMさんはかなりの「メモ狂」とのこと。
とにかく頭の中に浮かぶアイデアや、記録(ダイエット記録や英語の勉強時間の記録)をメモに取り捲るそうです。
しかも原則「キャンパスノート」のA6版しか使わないそうです。
さすがに1冊で管理するのは無理だそうなので、用途に分けて数冊に分けているそうですが、それでもスゴいなぁ、と思いました。
実際に10冊くらいのキャンパスノートをお持ちになっていたので拝見させていだきました。
ほとんど自分とは真逆のメモの取り方です。自分には絶対真似出来ません。
Mさんがキャンパスノートを利用し続けている理由として、
・値段が安い
・どこでも手に入る
・小さいので持ち運びが楽
・何度も見返せる
この「何度も見返す」という点は勉強会に参加していたみんなが「それって大事ですよねぇ~」と同感でした。
PDCAサイクルとか言いますが、「メモを書く/取る」行為はP(プラン)とD(ドゥ)の部分だけで、実際に「メモの内容を見返る」行為がC(チェック)とA(アクション)に相当するわけです。
メモを書いたらそれだけで安心しちゃってPとDだけで終わってしまい、CとAをやらないというのは往々にしてやりがちなケースです。
私なんかまさにその典型。結局これでは「書いただけ」で満足してしまい、自分の「経験値」にはならないわけですよね。
そんなところをいろいろと勉強させていただいた一日でした。
『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』の書評です。
社会人・ビジネスパーソンとしてのノートの取り方なんて誰も教わったことがないと思うけど、なぜ教わらないかというと、それは「正解がない」から。
学生時代なら、決まった問題に対して決まった答えを導き出す方法を覚えるためのノートの取り方を教わればいい、つまり「正解がある」からノートの取り方も教えられる。
だけと業種も違ければ、業界も違うため「正解がない」ビジネスにおいては、ノートの取り方なんて千差万別、十人十色。教えようにも、その人にとって最適なノートの取り方なんて誰も教えられるわけがない。
結局、本人が自分でもがき苦しみながら試行錯誤して自分で見出さなくてはいけないものなんだと思います。
とはいえ、能とか歌舞伎とかの伝統芸能や、柔道や剣道、まー茶道でもいいや、いわゆる「芸事」(げいごと)には「型」(カタ)、つまり「基本形」ってやつがあるわけです。
最大公約数的に誰でも覚えておいてもらいたい形。
本書は「ノートを極める道(みち)」、つまり「ノート道(どう)」の型を教えてくれる1冊です。
古典芸能の能や狂言に「守・破・離」という言葉があります。
「守」=まずは基本の型を守る
「破」=あえて型を破壊してみる
「離」=型から離れて自分流を見出す
という意味だそうです。
本書も、ノート道における「守」の部分を司っていると思います。
本書を読んで「へーこんな使い方があるんだ」とただ漫然と読むだけではなく、まずは本書に従って愚直に「守」を行ってみる(本書内で言う「A書評」ってやつですね)。
さらにそこからワンステップ上げて、あえて「破」に取り組んでみて、最後には自分なりの「離」の域まで到達してもらいたい。
・・・と著者は読者に訴えかけているのではないか?と本書を読んで私は感じました。
これって「愛」だよね、「愛」?
最後に、柔道の開祖、嘉納治五郎のお言葉。
「合理的なものを構築することで、誰でも簡単に学べ、次の世代の人にも教えることができること、これすなわち”道”である。」
本書も、ノートの取り方を合理的に構築し、誰でも簡単に学べ、次の世代の人にも教えることができるようなフォーマットを確立したという点では、まさに「ノート道」と呼ぶにふさわしい1冊であろう。
丸善丸の内本店で購入。10月4日(日)の講演会のチケットもゲット。
とりあえず講演会までには読み終えておきたいところですが、今晩は「はじめに」と「目次」の数ページの部分だけ。
それでもいきなりどアタマからキャッチーが言葉が連続。
曰く、「(ネットは)自分営業コストを徹底的に下げる」
曰く、「立体名刺」
曰く、「夢を達成するのが目的。目立つこと自体はあくまで手段」
曰く、「自分自身の応援団を得る」
曰く、「ネットはPDCAサイクルを自分でコントロールできる」
ひさびさに得意分野の著作のためか、「はじめに」だけを読んでもノリノリで書いているのが伝わってきます。
サイン会には付箋をベタベタ付けた状態で持って行こーっと。
ソニーのDSC-WX1というコンパクトデジカメです。
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-WX1/
「デジタル一眼じゃなくて今更コンパクトデジカメ?」と
疑問に持たれている方もいらっしゃると思います。
このWX1のスゴいところは「パーティーショット」というオプションを使うと、
「撮影する人がいなくてもカメラが勝手に写真を取ってくれる」という機能があるところです。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200908/09-0806B/
今までのカメラだと、写真を撮っても「自分が写っていない」という根本的欠陥がありました(>当たり前ですが)
ですがこの機能を使うと「自分が写っている写真」が撮れます。
これは、アナログやデジタルに限らず、これまでの「写真を撮る」という行為そのものの定義を根底から覆す「百年に一度の革命」的機能だと私は思います。
「思い出はプライスレス」と言いますが、この価値はお金には代えられないものではないか、と勝手に考えています。
特に家族をお持ちで小さなお子さんがいらっしゃるご家庭には「一家に一台」の必携のカメラではないでしょうか?
というわけで、さっそく今週末の某オフ会で使ってみたいと思います。
- プレゼンは、説得し、納得される
- セミナーは、楽しませて、ワクワクさせる
- スピーチは、夢や未来を語り、感動を与える
最近、Twitter の普及のおかげか Facebook の話題をちらほらと見かけるようになったような気がします。
Facebook とは、まー日本で言えば mixi のような、というか mixi そのまんまのアメリカのSNSなんですが、mixi がすでに寡占状態になってしまっていたり、インターフェイスの日本語化が遅れたりして、日本市場ではまったくといっていいほど普及していないのですが(>というか存在自体知らない人も多いでしょうけど)。
ですが、Facebook の強みはその圧倒的なユーザー数。
mixi は大体1千2百万ユーザーですが、 Facebook はその20倍、全世界に2億5千万ユーザーの会員がいます。すでに世界標準のSNS。
それと Facebook 独自のアプリケーションの存在があります(>mixi も8月下旬からやっと始めるみたいですが)。
mixi に慣れてしまうと、Facebook のインターフェイスはいまいち使いにくかったりするのですが、外部APIとかが使え、比較的オープンなプラットフォームなので Twitter とかとの相性もバッチリ。Twitter の書き込みが Facebook の自分のページにも自動的に反映したり、とか。
ちなみにニンテンドーDSiで撮った写真も Facebook に直接アップロードできますよ。
mixi はどちらかというと mixi 内で全てが完結するクローズな世界なのですが(>まーそれの方が居心地良いかもしれませんが)、Facebook はかなりオープンな「プラットフォーム」なので、試しに一度触れてみてはいかがでしょうか?