TBSの「情熱大陸」で改善士・横田尚哉さんが取り上げられていました。
正直言うと、この番組を観るまで名前も知らなかったのですが、「世の中にはスゴい人がいるもんだなぁ」(>しかも自分より若い?!)と感心しきりでした。
テレビを見ながら簡単にメモを取ってみたのでシェアしたいと思います。
横田さんの本業は建築コンサルタント。
現在は主に公共事業の改革・改善に取り組む仕事をされており、累計1兆円の事業費のうち2000億円を削減したそうです。
アメリカでGE(ゼネラル・エレクトリック)が提唱する「VE/ヴァリュー・エンジニアリング」(=価値工学)を学ばれたそうです。
VEとは、ファンクションアプローチを使い、モノの機能に着目し改善する開発手法で、同じ機能を果たすモノをよりコストをかけずに作ることで相対的に価値を上げることを目的としています。
「ファンクショナル・アプローチ」とは「機能や役割でモノを見る考え方」。
「それは何のためですか?それは誰のためですか?」
という視点に立脚して、いらないモノ、変えられるモノは、どんどん改善していきましょう、という思想。
テレビ放送直後から横田さんの著書がAmazon での売上が急激に伸び、書籍売上第1位になったそうです。
私もさっそく著書を読んで、VEを学んでみたいと思います。
「建築」も「IT」も近い部分があるだけに、今の仕事に応用出来ることが多そうです。
最後に横田さんのコトバ。
Q.改善士とは?
A.「昨日よりは今日、今日よりは明日、少しどこかが変わっている。それを目指す人です」