勝間和代さんの書籍などを読んでいると、よく「リテラシー」という言葉と出会います。
「ITリテラシー」とか「金融リテラシー」とか「リスクリテラシー」とか。
『HELTH HACKS!』の川田浩志さんは「健康リテラシー」、SF作家の山本弘さんは「科学リテラシー」の重要性を提唱しています。
■アポロ陰謀論とかいう以前に
http://hirorin.otaden.jp/e50099.html
他にも「メディアリテラシー」とか「情報リテラシー」とかもよく使われていますよね。
では、そもそも「リテラシー」って何よ?という話なんですが、元々の語源は「識字」、つまり「文字の読み書きができる能力」を指しており、転じて「読み書きと同じくらい当然万人が会得すべき一般的基礎教養」みたいな意味合いで使われています。
まー実際には、
「今の現代社会を生きていく上で、このくらいは知っておきたいよねぇ~。
っていうかそんなことも知らないの?
それってヤバくない?(笑)」
と、その分野の知識のない人を中傷したり、知識がない人たちに危機感を植え付けるためのバズワード(煽り言葉)として使われているというのが現状でしょう。
マスコミやメディアを通じて「○○リテラシー」とか「××リテラシー」とか、今や「リテラシー」のオンパレード。「リテラシー」という言葉だけが先行して、いささか氾濫しすぎなような気がします。
今の時代、そのようなマスコミやメディアに踊らされず、自分に合った適切なリテラシーを身に付けるための基礎知識、つまり「リテラシー・
リテラシー」を身に付けるのが最も重要な課題なんだと感じます。
って言うか「リテラシー」って言葉を使うの、禁止!>マスコミ
みなさんもマスコミの変なバズワードに惑わされずに、基礎的な「基礎知識」を身につけましょうね(笑)